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「つまりさ、何でわたしを避けてるかって話をしたいのよ」 「・・・避けてる。誰が?」 「自分でわかるでしょ」 「その言い方はいけないな。きっとその人は鈍感なんだよ」 「あーらそう。じゃあどうすればいいかしら」 ちゃぽちゃぽん。 「直接言ってあげるといいよ」 「だから言ってるじゃない」 「君が普段そんなことを言ってる相手を僕は見たことがない」 「今言ってるの」 「信じられない。気付かなかった」 「怒るわよ」 「どうして?」 ちゃぽ、ちゃぽちゃん。 「どうして君が怒るの?」 「わたしを避けるから」 「避けた覚えはないよ」 「もうしらばっくれるのは終わりかと思ったのに」 「避けた覚えはない。僕は君に普段通り接してるよ、ずっと」 「嘘だ」 ちゃぽんちゃぽんちゃぽん。 「何かあるなら言ってよ」 「何もないよ」 「じゃあ今言ったことをこっち見て言って」 「・・・」 「リーマス」 ちゃぽんちゃぽんちゃぽんちゃぽん 「ちょっと待って。さっきから今までに何個砂糖入れたの?」 「が数えててよ」 「やだ。明日になっちゃうじゃん」 「君のせいだよ」 「何が?」 「ジェームズとふたりで悪戯を仕掛けた」 「は?」 ちゃぽん 「シリウスと何か最近仲が良い。今日もチェスなんかしちゃって」 「リーマス?」 「リリーとは宿題を見せっこする」 「おーい」 「僕とはこうやってお茶を飲むだけ」 ちゃぽんちゃぽんちゃぽん。 「ちょっともうやめなよ。・・・ほら、溜まってるじゃない」 「・・・」 「入れ過ぎて溶ける限界超えちゃってるのよ」 「・・・」 「リーマス。聞いてるの?」 「・・・・・・たいだ」 「何?」 ちゃぽん 「僕みたいだ」 「・・・?」 「鈍感なのは君だよ」 「・・・え、」 「僕のことなんかどうでもいいくせに」 「何言って・・・」 ちゃぽんちゃぽん 「やめなさいって言ったでしょ」 「・・・」 「う、そんな目で見ないでよ」 「もう寝るよ」 「ちょ、ちょ、ちょっと待った!いいから、砂糖何個入れても良いから!」 「・・・(はぁ)」 「溜め息吐かないで」 ちゃぽん 「ちゃんと説明してくれないとわかんない」 「もうしたよ」 「支離滅裂っていうか何て言うか、端的過ぎるでしょ」 「避けてる理由は明確になったと思うんだけどな」 「根本的なところがわかんない」 「例えば?」 「何でわたしがジェームズと悪戯を仕掛けちゃいけないの?」 「いけないとは言ってないよ」 「シリウスとチェスをしちゃいけない?」 「いけないとは言ってないんだ。ただ気に食わないだけ」 「な、」 ちゃぽんちゃぽ 「・・・宿題の見せ合いならピーターともしてるわよ」 「ピーターは良いんだ」 「基準が読めない」 「でも度を超すとむかつくかも知れない」 「何でむかつくのよ」 「どこまでも鈍感なんだね、」 ちゃぽんちゃぽん、 「君が好きだってさっきから言ってるじゃないか」 、ちゃぽん 「寝るよ」 「え、ちょ」 「おやすみ」 「ちょ、待って。ちょっと!もう、去り際早い!」 それは想いのように、 「・・・ほんとに行っちゃったし、もー・・・」 ぽちゃん、かちゃ 「・・・・・・ふ、」 かちゃん。 「・・・・・・甘すぎだよ、リーマス」 積もり積もるシュガー (言い逃げなんて、ずるい) |